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街録chさん出演後の反響

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前回のブログでは、残念ながら産業カウンセラーの「筆記試験」に落ちてしまったことを書きました。

落ちたことには必ず意味がある。乗り越えられない問題は降りかかってこない。

6月の試験に向けて、色々な方からアドバイスをいただきながら、少しずつ勉強を進めて行きます。

アドバイスをくださった皆さん、どうもありがとうございました。

街録chさんに出演した後の反響

 

動画がupされた直後に、Twitterとアメブロで宣伝させていただきました。

公開から4日が経過した3月17日現在、17万回再生されています。観てくださった方には大変感謝しております。

Twitterでもコメントをたくさんいただきました。

 

何だか分からないけれど、涙が出た

 

というご意見を多くいただきました。

・依存症当事者や元受刑者、アダルトチルドレン、虐待を受けて来た人の感じ方。
・依存症者や受刑者を、家族に持つ人の感じ方。

それぞれ違う感想があると思います。

私が直接聞くことができた範囲で、涙が出た、出そうになった部分は、進藤さんにすぐに会いに行こうと思えばすぐ行けたけれど、あえて行かなかった理由を話すあたり、夫の私への向き合い方を語っているあたりです。

「依存症と言う病気は分かった。理解もする。けれども、君は同じ事を繰り返したら、僕を裏切ったら離婚だよ」、という35:17秒あたりと、

「回復を続けながら一緒に伴走していく」の41:30秒あたりに、涙が出たという方も多くいらっしゃいました。

 

援助交際への批判的なコメントについて

 

(援助交際を)みんなやっていました、と動画内で発言しましたが、「私の周囲では」という言葉が抜けていたことを、この場を借りて謝罪させていただきます。

「私の周囲では」肌が黒いアムラーや、ヤマンバギャルの子より、普通に肌の白い真面目な子の方が、援助交際をやっていました。

人は見かけによらないものだと、このころに初めて実感したかもしれません。

 

私は現在も依存症から回復中です

 

これを忘れている読者の方が、意外と多いのではないかと最近思っていました。

私は今も、様々な依存症から回復中です。
完治はしていません。これからも一生向き合って行きます。

 

皆さんの伴走をしながら、私も一緒に回復しているのです。

40分と言う長い時間、動画を観てくださって本当に本当にありがとうございます。

 

動画up後に起きた出来事、①

 

動画は3月14日(月)の18時にupされました。その次の日の出来事です。

知らない人からTwitterにDMが来ました。お名前は伏せますが、動物のアイコンでした。

「浦和の○○です、覚えてる?」という内容でした。

私はすぐにリクエストを許可し、覚えていますよ○○さん、お元気ですか?と送り返しました。

この方、私がキャバクラを始めたばかりの頃のお客様でした。年齢は15歳以上離れていたと記憶しています。

 

その方とこんなDMのやり取りをしました

 

 

既婚者の私と連絡先の交換をしようとする、過去のお客様

 

街録chの動画では結婚していて、夫が出所まで待ってくれていたと話をしています。

それにも関わらず、LINE交換をしようとする元お客様。

なぜそんな要求をしたのか、皆さんお分かりになりますか?

 

このお客様の中では、過去の私のまま時が進んでいます。

 

依存症子は男性とLINEの交換をしないの?と問われれば、します。

今後の自分にとって必要な方、仕事上でお付き合いがある方、趣味繋がりの方、地元の仲間、こういう方とは積極的に連絡先を交換しますが、昔のお客様となると話は別です。

このお客様は、『私が誰とでも連絡先を交換する女』だと認識しているから、こういうDMを送って来るのかなと思いました。

そしてあわよくば……という思いもあるかも知れません。

この方のツイートの内容を見たところ、デリヘルのキャンペーンのリツイートばかりしていたので、「昔は風俗遊びをするような人じゃなかったよなぁ…」と、少し悲しくもなりました。

 

このようなことは出所後、誰にでも起こり得ます

 

私の場合はYouTubeという場に取り上げられたので、また少し話は違ってきますが、あなたの大切な方が出所したとき、“悪い仲間”から連絡が来ることがあるかも知れません。

そのとき、あなたの大切な人は、どう答えると思いますか?

・きっぱり「もうお付き合いはできません」と撥ね退けられますか?
・流されてまたお付き合いを始めてしまいますか?

誰にも流されない太い芯と、柳のようなしなやかさを養う

 

受刑中より、出所後に山ほど問題が起こります。

出所までに外の人が出来ることは、限られています。

あなたの大切な人の成長を促すことです。

簡単に流されない
安請け合いをしない
芯をしっかり持つ
しなやかに受け流す

 

上記の4つは、出所後真面目に生きるために、必要なことだと私は思っています。

何度でも言います。出所はゴールではなく、スタートです。しかもマイナススタートです。

中に居る間は、世間から守られています。

 

外に出てから、本当の更生が始まるのです。

皆さんの大切な人が、出所後に確固たる意志を持って生きて行かれることを、心から願います。

 

※この記事は碧の森運営者、依存症子のブログ依存症子 好き放題を続けていたら受刑者になりましたの内容を、加筆修正して再掲載したものです。

最近は多くの方からコメントをいただきます。碧の森のHPをご覧の皆さん、こちらの元記事のアメブロのコメント欄もぜひ参考になさってください。

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