Column

精神科医の暴挙

向精神薬

前回のブログでは、碧の森の相談者さんに、依存症や受刑者とは全く関係のない方からの相談が増えたこと。

居心地の良い場所だけに留まらず、外の世界に目を向け、たくさんの人と話をすることで、色々な視点を持つことが出来ると書きました。

 

患者の言う通り、向精神薬を処方する精神科医

 

3月29日(火)、あるニュースが目に飛び込んできました。

正直「やっと捕まったか……」、という気持ちでした。

この伊沢医師、薬物依存症者やODをする人たちの中で、知らない人は居なかったのではないかと思います。

 

こちらの取材を受けたのは、アメブロでもTwitterでも仲良くさせていただいている、早大卒シャブ太郎さんです。

Twitterはこちら↓
https://twitter.com/akagigunma2

 

執行猶予中の出来事

 

これは私が実際に体験したことです。

私は今から9年前、とある心療内科、SクリニックのS医師に、今は無くなったベゲタミンAという薬を処方してもらっていました。

以前のブログにも書きましたが、ベゲタミンAは「飲む拘束衣」と呼ばれるほど、強い薬です。

私はこのSクリニックで、あらゆる向精神薬を処方してもらいました。S先生は前述の伊沢医師と同じように、私が言った薬を全て処方してくれました。

伊沢医師との違いは、処方制限を超えなかったということです。

 

私は3回目の逮捕で、執行猶予判決を受けました。

この3回目の逮捕時に、家に警察の家宅捜索が入りました。その際に夫が立ち会ったそうですが、向精神薬のあまりの多さに警察も驚いたそうです。

「この薬は相当強い薬ですよ」、私を担当した刑事は夫にそう言いました。それがベゲタミンAです。

当然このSクリニックに、警察は聞き込みに行っています。

 

Sクリニックは、執行猶予後の私に薬を処方し続けました。

 

診察を受ける私に、S医師は以前と同じように薬を処方しました。

事件の内容を聞くこともなく、です。

そしてODがやめられない私は、執行猶予から2週間経たずして、窃盗でまた逮捕されました。

Sクリニックに行こうが行くまいが、私はいずれ逮捕されていたでしょう。それは間違いありません。

 

出所後しばらくして、夫とSクリニックについて話をする機会がありました。

夫はS医師のことを、こう言いました。

 

患者を食い物にして金儲けをしている病院、患者を助けることを諦めた悪人

 

 

夫は普段から、人のことを決して悪く言いません。そんな夫がここまで言うのは、非常に珍しいことです。

出所後多少まともになった私は、夫がS医師を全く信用していなかったことを知ったのです。

もともと病院嫌いな夫は、なおさら医師に対して不信感を持つようになりました。

 

最近このSクリニックの近くに行く機会がありました。

「まだあるのかな?」と思って見てみると、もう無くなっていました。潰れるのも時間の問題だったかなと、複雑な気持ちになりました。

 

今回の事件は氷山の一角

 

これは私の勝手な意見ですが、今回のような事件は氷山の一角だと思っています。

他にも東京クリニックのような診療をしている病院はあるし、伊沢医師と同じような悪徳医師もいると思います。

 

そして今回の事件で私が一番憂慮しているのは、東京クリニックが閉院したことで、それまで薬を求めて来院していた患者たちが、どのような行動を取るかということです。

もし私が患者だったら、きっと裏で何としてでも調達するでしょう。

危険な薬を大量に処方し続けて、薬物依存症を助長させた伊沢医師の罪は、重いと考えます。

 

今回の事件がニュースになった時点では、ブログで取り上げるつもりはありませんでした。

ですが、向精神薬で人生が狂った一人の人間として、危険性をお伝えしたいと思いました。

 

これまでのブログで何度も書いていますが、向精神薬は「人生を生きやすくする補助アイテム」です。

それに頼りすぎると廃人になります。過去の私のように。

 

このブログを読んでくださる皆さんには、精神科、心療内科、メンタルクリニックは、慎重に選んでいただきたいと思います。

 

※この記事は碧の森運営者、依存症子のブログ依存症子 好き放題を続けていたら受刑者になりましたの内容を、加筆修正して再掲載したものです。

最近は多くの方からコメントをいただきます。碧の森のHPをご覧の皆さん、こちらの元記事のアメブロのコメント欄もぜひ参考になさってください。

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