Column

死刑について

受刑者

前回のブログでは、相手に期待をするからコントロールをしたくなること。

コントロール欲求はカウンセリングの勉強をしていても、自分がカウンセリングを受けていても、スーパービジョンを受けていても起こってしまうと書きました。

 

今日のブログは死刑制度について、私が感じること、思うことを書いていきます。

 

進藤さんとマザーハウスの五十嵐牧師の対談

 

2月25日(土)、少し遅刻して千代田区麹町のイグナチオ教会へ到着しました。

中に入ると進藤さんと五十嵐さんの対談の真っ最中でした。一番後ろにそっと着席します。

 

対談はあっという間に終わり、質疑応答の時間になりました。

高齢のご婦人の質問に、私はとても驚いてしまいました。

死刑の方法は、絞首刑なんですか……?

 

 

この国を、高度成長期の日本を支えてきたであろう高齢者が、日本の死刑制度に対して全く無知なことに驚きました。

「静かに天国へ(行けると)と思っていたんですが、違うんですか?」という言葉にも衝撃を受けました。

・死刑の方法を知らないなんて、歳を重ねているのにあまりにも無知ではないか?

・静かに天国だなんて、この方は恵まれた環境で育ってきたんだろうな

 

即頭に思い浮かんだのはこの2つです。

 

私が実際に逮捕され刑務所へ行き、法務省にお世話になった側だから死刑について詳しいかと言うと、決してそんなことはありません。

私は小学生の頃から、死刑は絞首刑だと知っていました。

子供なので「絞首刑」という言葉は分かりませんでしたが、死刑が「首吊り」で行われることを知っていました。

 

私が子供のころから知っていた死刑方法を、このご婦人は今の今まで知らなかったのか。

そう思うと、とても不思議な感じがしたのです。

死刑って電気椅子じゃないの?

 

 

こう言ったのは夫です。驚きました。海外映画の観過ぎですね。

妻が元受刑者でも、死刑が絞首刑とは知らない。

 

多くの国民は、死刑方法を知らないのだと思いました。
先の高齢のご婦人の質問ですが、ニュアンスから、死刑は安らかに死ねる「薬物投与による安楽死」を想像されていたのだと思います。

 

 

無知なのは、そのことに関心がないから。

無関心なのは、自分が渦中に居ないから。

ご婦人も夫も死刑とは縁遠い世界に居るから、まさか自分が渦中に巻き込まれるなんてこれっぽっちも思っていないから無関心、イコール無知なのだと思います。

 

 

私はどちらかと言うと、死刑賛成派です

 

 

曖昧な答えですみません。基本は生きて罪を償うべきだと考えます。

 

が、自分の大切な人が殺されたら?と考えると、生きて罪を償って欲しいとはとてもじゃないけれど思えない気がします。

 

実際に被害者家族になってしまったら、私は冷静で居られる自信がありません。

自分の家族が無差別に殺されたら?加害者が「誰でも良かった」と供述したら?

 

このように想像すると、死刑を肯定せざるを得ない自分が居ます。

 

 

自分の立ち位置で思うことは変わる

 

 

2020年の9月に書いたブログがあります。↓

 

このブログには、私が夜の仕事をしている18歳のころのレイプ未遂の被害内容が書かれています。

 

・被害に遭った直後は犯人に対して憤り、

・その後は男性とすれ違う度に恐怖を感じるようになり、

・段々記憶は薄れ、その場所を通る度に「あの男は今ごろ幸せな家庭を築いているか?それとも性犯罪で逮捕されているか?」と考え、

 

依存症となった現在では、あの男性もまた私と同じ依存症者で、性依存症だったのではないか?と考えるようになりました。

 

 

時が経つとともに思うことは変化し、立ち位置によっても考え方は変化します。

 

被害を受けたばかりのころは、男性を殺したいと思ったこともあった。

でも今は、あの男性が性依存症でそのまま放置されている状態であれば、手遅れになる前に適切な治療を早く受けてほしいと思います。

 

 

大切な人が殺されたとき、自分がどう思うか

 

 

今日のブログのテーマは非常に難しい。賛否あるだろうと思いながら書いています。

 

立ち位置が変われば、見える風景も変わります。

見える風景が変われば、思うことも変わります。

時間の経過が、感情の波を穏やかにしてくれることもあります。

感情論で法律が決まるようなことは、あってはなりません。

冤罪の問題もあります。

死刑制度についてどう思うか、皆さんの意見を聞いてみたいです。

とても答えにくい内容だと思いますので、匿名でも構いません。ぜひ皆さんの考え、ご意見をお聞かせください。

 

 

密会in上野

Twitterの相互さんとお昼から美味しい食事を楽しんでまいりました。噂通りの爽やかイケメン!

 

流行りのチャットGPT

 

AIは私を死刑囚からの無期懲役囚だと思っているようです。

AIにきちんと認知されたら一人前かも知れませんね!

 

一応料理はできます

良く言われるんです。症子さんって料理しないんでしょ?って。

はい、あまりしません。でも一応作れますよ。(笑)

 

前科者座談会、参加者募集中です!

参加者、まだ募集中です!今回は午前中開催もありますので、お時間のある前科者さんはぜひ。

ジャンプ力の衰えと花粉症の悪化

大宮のロフトにふなっしーコーナーが。開放感から思わずジャンプをするも、歳には勝てません。

花粉症、酷いです……。ゾレアという注射を保険適用で打てるかどうか、血液検査の結果待ちです。

 

大船榎本クリニックへアンコールメッセージを届けに

昨年8月17日に伺った大船榎本クリニック。アンコールで呼んでいただき本当に嬉しいです。

依存症治療に前向きな皆さん、とても輝いています。国家資格取得に向けて一緒に頑張らせてください!

3月29日にも伺う予定ですが、今から楽しみにしています。

 

※この記事は碧の森運営者、依存症子のブログ依存症子 好き放題を続けていたら受刑者になりましたの内容を、加筆修正して再掲載したものです。

最近は多くの方からコメントをいただきます。碧の森のHPをご覧の皆さん、こちらの元記事のアメブロのコメント欄もぜひ参考になさってください。

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