Column

すぐに答えを出す「クセ」

薬物依存

前々回のブログは心療内科に通い始めて4年が過ぎ、過敏性腸症候群の調子が改善されてきたこと、色々な人に会いに行けることは決して当たり前ではないと書きました。

前回のブログは、座談会の公式LINEアカウントを作成したと書きました。

登録をいただいた皆さん、チャットを送ってくださった皆さん、本当にありがとうございます。

 

碧の森座談会の公式アカウントは、あくまでも座談会専用です。

それとは別に「碧の森 公式LINEアカウント」を作成しています。

 

 

こちらのアカウントは5月中旬から発信を始める予定です。

これまで碧の森をご利用いただいた相談者さんに対して、GW明けに個別にLINEやメールでお知らせをさせていただきます。どなたでも登録可能、ウェルカムです。

 

 

コンサルタントさんの意見

 

碧の森のHPはコンサルタントさんと一緒に3ヶ月かけて作成しました。

利用規約・特定商取引法・申し込み方法以外は全て、私自身が考えた言葉です。

以下の2つで説明していきます。

 

 

 

あなたがやっていること、本当に本人のためになりますか?

その差入れ、本人の更生に本当に必要ですか?

 

誰でも理解ができて、短文で、尚且つ印象に残り、疑問を投げかける文章を書く。

これ、簡単なようで結構難しいです。

まず、私が伝えたいと思っていることを全て書き出します。

その中からコンサルタントさんが「私が一番伝えたいと思っていること」をヒアリングしながら見つけ出し、この短いフレーズが採用されるという工程です。

 

全て書き出す作業がまず大変です。

書き出した後は「なんでこう思ったの?」から始まり、「何を、誰に、どうやって伝えたいの?」へ続き、「どうしてそれを湯浅さんが伝える必要があるの?」まで発展していきます。

まさに5W1Hです。これがブレたときに人は必ず迷走します。

5W1Hとは、

When:いつ
Where:どこで
Who:誰が
What:何を
Why:なぜ
How:どのように

元々明確であった私の5W1Hを、コンサルタントさんはもっと細分化してくれます。

コンサルタントさんの意見は身内の夫よりも的確です。弱点をズバリ言ってくれます。

身内というフィルターは、ときに甘さを生むものです。

 

 

LINE公式アカウントを導入してみては?

 

今回そう提案をしてくれたのはコンサルタントさんです。

実は碧の森のHPを作成した際にLINE公式アカウントの運用をした方がいいと言われましたが、私が乗り気ではなかったのです。(当時はLINE@です)

その理由はTwitterである程度の発信をしていたことと、宣伝自体を私があまり好まないからです。

今回Twitterアカウントの凍結を受け、どのSNSもいつ制限に遭うか分からないなと感じました。

発信方法を分散させる必要が出てきました。一つのツールが潰れても困らないようにするにはどうすればいいだろう……

久しぶりにコンサルタントさんに連絡を取り事情を説明し、LINE公式アカウントの運用を始めることにしました。

 

 

答えを探すことを諦めない

 

LINE公式アカウントの運用にあたり、HPを変える必要が出てきました。

その話し合いの中で、コンサルタントさんにこう言われました。

湯浅さんは答えを出すのが早すぎます。これは嫌、これは面倒、これはやりたくないで片付けるのは簡単です。答えを探そうとすることを諦めないで続けてください。それが碧の森の相談者さんのためでもあるし、何より湯浅さんの学びになるんだから。

 

答えを探そうとすることを諦めないで続けるって、しんどいです。

探している間は答えが出ないのですから。

 

冒頭に書いた碧の森を立ち上げる際の作業。

誰でも理解ができて、短文で、尚且つ印象に残り、疑問を投げかける文章。これ、簡単なようで結構難しいです。
まず、私が伝えたいと思っていることを全て書き出します。

全て書き出すことに何の意味があるの?コンサルタントさんが考えた方がいいものが出来上がるのに。

2年前はこう思っていました。

湯浅さんが全てを書き出したからこそ、あのフレーズが出来上がったんでしょ?

 

コンサルタントさんはそう言いました。

全てを書き出したからコンサルタントさんが「これ!」と思う言葉を見つけてくれた。

何だよ!と思いながらも言葉を出し尽くした結果、碧の森が出来上がったのです。

答えを出すことを諦めたらどうなるか?

柔軟性がなくなり、視野が狭くなり、自分の意見を押し通し、考え方が偏ってしまうでしょう。

私にとってコンサルタントさんとの打ち合わせは、カウンセリングのようなものです。

HPを作成する「だけ」なら、ここまで踏み込んだ話はしないかも知れません。

私がブレることなく活動をしているか、しっかり見てくれる人がいるのは本当に有難いことです。

 

 

前科者や依存症者、ACはすぐ答えや結果を求めがちです

 

答えや結果、すぐに欲しいですよね。

知ってるなら教えてよ!って思いますよね。

それだときっと、身に(実に)ならないと思います。

悩んで悩んで絞り出した答えが自分を成長させていくのだと、今回のコンサルで改めて思い出すことができました。

 

人生は思い出しては忘れ、この繰り返しです。

思い出させてくれる人が自分の周りに居ることは、とてもとても幸せなことだと思います。

 

 

 

Twitter、別アカウントで仮復活してみました

 

アカウント名は「よっこい症子」です(笑)

いつまた凍結されるか分かりませんので低浮上です。ギャグアカウントだと思っていただければ幸いです。

https://twitter.com/izonshouk0

 

 

 

※この記事は碧の森運営者、依存症子のブログ依存症子 好き放題を続けていたら受刑者になりましたの内容を、加筆修正して再掲載したものです。

最近は多くの方からコメントをいただきます。碧の森のHPをご覧の皆さん、こちらの元記事のアメブロのコメント欄もぜひ参考になさってください。

PAGE TOP