Column

2024年のご挨拶

コラム

皆さま、あけましておめでとうございます。

新年早々たくさんのニュースが目に入り、心が参っている方も多いかと思います。

そんなことない、元気です!という私のような人は、社会生活をどんどん回していきましょう。

もし参っている方が居たら、SNSや情報をシャットダウンして自分の身を守り、元気になることを一番に考えてください。

 

年賀状は今年で最後にします

 

郵便料金の値上げは、消費増税を除き1994年以来30年ぶりです。

総務省は早ければ2024年6月にも改正省令を施行する見通しだと記事にありました。いくらになるかというと……

ひえぇー!な値上げ率です。
待ち人さんや私にとってかなりの痛手ですよね。

来年からはこのように、ネットで皆さんに読んでいただける形にします。

郵便料金値上げの記事はこちらです↓

 

初詣は元旦の早朝に、おせちは無し

 

湯浅家の初詣は元旦の早朝に行くことにしていて、一番空いている時間帯にお参りをして帰ります。

6:30くらいなのでまだ暗いですね。
地元の氏神様、氷川神社へ毎年初詣に行きます。

10時少し前に食材の買い出しに出て、昼兼夜でお鍋を楽しみます。

私はおせち料理を作ったことがありませんし、作り方も知りません。ネットで調べれば作ることはできるでしょうが、夫も私もおせちに全く興味がありません。

Xのタイムラインで手作りのおせち料理をたくさん拝見し、一度は夫婦で食べてみようと来年は購入を決めました。

夫はおせちが大嫌いです。夫の母が作る酢の物料理には大量のお酢が入っていて、そのうちの一つが正月のおせち料理だからです。

方や私は、いつもレンチンの食材ばかり食べさせられていたお陰で、味にはうるさいです。デパートや駅ビルで売っている総菜に不味いものはありませんからね。

夫と違い食べ物に関するトラウマはありませんが、母が百貨店で3万円くらいのおせちを毎年買っていたので、おせちは「買うもの」だと思っています。

成育環境は本当に大切だと感じます。

手料理を食べられるから超幸せというわけでもないし、毎日出来合いの料理だから不幸せというわけでもない。

夫はスーパーのお惣菜がご馳走だったと言います。私は不味くても母の手料理が食べたかった。

無いものねだりですね(笑)

おみくじの結果は

 

 

私は大吉を引いたことがありません。大凶は1回あったような……。

いつも吉や末吉ですが、今年は良い吉だと思います。

一時も私欲を持たず人々に親切なんてなかなか出来るもんじゃないぞと思いつつ、境内に結んで(納めて)帰宅しました。

 

AERA dot.さんの記事についたコメントを抜粋します

 

昨年末、オーバードーズについてAERA dot.の國府田記者に記事にしていただきました。

 

こちらを昨年12/30(土)にアメブロで告知しましたが、いただいたコメントを皆さんにシェアします。

※コメントをくださった方を批判・非難するものではありません。このブログの読者さんと考えていきたいです※

どうしても大人は子供の危険な行為を止めたくなるし、注目だけして終わってしまうものです。その中でも、子供達の辛い気持ちを受け止めることがまず先なんだ、ということは一番大事ですが、後回しや忘れがちになることもあります。
当事者の方の考えを深く理解して、こういった記事をマスコミの方々には書いて頂きたい、それが社会の一員としての責任だと一人の母親として思います。

 

このようにコメントをいただいたので、私は以下のように返信をしました。

 

現在報道されているオーバードーズのニュースは、コメ主さんのおっしゃる通り注目だけして根本解決をしない(できない)ように見えるかも知れません。私が取材を受けたテレビ、新聞、ネットニュースの方たちは、少なくとも本気で警鐘を鳴らそうと私に取材を申し込んでいると思います。理由は、記者さんや取材班の方から強い熱意を感じるからです。当事者の意見を吸い上げ世間に周知するには、内容が薄く、浅くなってしまうのは仕方のないことなのかもしれません。今回の記事が良いものだとコメ主さんが感じられたならば、社会の一員としてぜひ周囲の方に拡散または周知をしていただきたいと思います。正しい支援とは何かを社会全体で考えるために、ご協力をお願いいたします。

 

コメント主さんから返信をいただきました。

 

すみませんでした。そういう熱意のあるマスコミの方々もいらっしゃるのですね。m(_ _)mただ、なぜだかその記事や活動が浸透しないんでしょう。私は、今まではマスコミの方々がよくない大きな原因の一つだと思っていました。この記事の内容を拡散してほしいとボールを投げられても、記事の内容に大変納得はしているのですが、なんだろう、正面からそういった話しはしにくいです。私の周りはそういった人が大半です。ただ、自分の子供となれば話は別だし、他所様には隠そうとなる…自分も含め、どうしたらこの壁みたいなのを取り払おうとできるのか、しばらく考えてみます。偉そうにコメントして何もできないじゃないかと気づきました。

 

私の自論になりますが、マスコミで報道される記事や多くの依存症当事者、前科者や私の活動が浸透しない理由は、

記事を読む人が対岸の火事だと思っている、あるいは興味が無いからです。

 

明日は我が身と思えない、想像できない

 

コメント主さんの言う「社会の一員としての責任」とは何でしょう。

・マスコミにもっと詳しく報道して欲しいと訴えること?
・当事者がもっと声をあげること?

私は「国民一人一人が意識し、想像すること」だと考えています。

コメント主さんの最初のコメントは、自分では動かずマスコミに問題を丸投げしているように私は感じました。

そこで私は、「社会の一員としてぜひ周囲の方に拡散または周知をしていただきたい」と返信をしました。

 

コメント主さんはとても正直な方だと私は思います。これに対し真摯な返信をいただきました。

 

正面からそういった話しはしにくいです。私の周りはそういった人が大半です。ただ、自分の子供となれば話は別だし、他所様には隠そうとなる…。自分も含め、どうしたらこの壁みたいなのを取り払おうとできるのか、しばらく考えてみます。偉そうにコメントして何もできないじゃないかと気づきました。。

私のブログを読んでくださる方は、少なからずオーバードーズや依存症、前科や刑務所に関係のある方たちだと思います。

それ以外の方は私のブログなど歯牙にもかけない、なぜなら興味が無いからです。

違法薬物・オーバードーズ・ギャンブルで狂った人生を語り、犯罪を犯して受刑し、社会的制裁を受けた後の生きにくさを発信しても、

「自己責任、お前が悪い、親のせいにするな、責任転嫁するな、過去の黒歴史を偉そうに語るな」と罵声を浴びせられるのが今の日本です。

まさか自分に依存症や前科が降りかかるなんて、これっぽっちも思っていない。

自分はもちろん、家族や友人に降りかかるとも思っていない。

多くの方が対岸の火事、自分事ではなくしょせん他人事と思っているから周知されない。

それが現実です。

 

だからこそ発信を続けます!

 

コメント主さんは最後にこう書かれています。

 

自分も含め、どうしたらこの壁みたいなのを取り払おうとできるのか、しばらく考えてみます。偉そうにコメントして何もできないじゃないかと気づきました。

この方は「偉そうにコメントして何もできないじゃないかと気づきました。」と書いています。

気付いてくださっただけで、私の活動としては御の字なのです。

仮にコメント主さんのお子さんやご家族、お友達が依存症になったとしましょう。

そのときに私を思い出し、コメント主さんが「それは依存症っていう病気かも知れないよ、こんな記事を見たことがあるよ」と伝えていただくだけで、十分な周知になります。

本音を言えばですよ?

・依存症という病気がある!
・前科者になると大変!
・どんな人もやり直せる!社会復帰できる!
・こんな活動をしている人間がいる!

と宣伝をしていただきたいです。(笑)

宣伝をしたところで、本人・家族・身近な人に問題が起こらない限り、やはり他人事なのです。

実際私も刑務所に行くまで依存症の「い」の字も知らず、出所後に前科の重さを知った人間です。

自分が刑務所に行くまで、依存症者や受刑者、前科者に対してとことん他人事でした。

当事者になったから、分かることがある。
当事者だから、出来ることがある。

だからこそ、これからもコツコツ発信を続けます。

私の活動が後々生きれば、それで良いのです。

 

お雑煮をつくりました

 

関東風と関西風があるようですが、我が家のお雑煮の中身は大根・人参・鶏肉・椎茸・ほうれん草・焼餅です。

 

発信元をきちんと確かめて!

 

デマや詐欺に騙されないためにも、発信元をきちんと確かめてください。

X、Facebook、Instagram、TikTokを少し遡れば、普段どんな発信をしているか、実在する人物なのか、装っているのか、ある程度分かると思います。

どれだけ親しい人からのメッセージでも内容をすぐ鵜呑みにせず、自分で調べる癖をつけていただきたいと思います。詐欺の手口は非常に巧妙です。

 

2024年もよろしくお願いいたします

 

本年も湯浅静香と碧の森をどうぞよろしくお願いいたします。

このブログを読んでくださる皆さんが健やかな1年を送れますよう、心からお祈り申し上げます。

 

※この記事は碧の森運営者、依存症子のブログ依存症子 好き放題を続けていたら受刑者になりましたの内容を、加筆修正して再掲載したものです。

最近は多くの方からコメントをいただきます。碧の森のHPをご覧の皆さん、こちらの元記事のアメブロのコメント欄もぜひ参考になさってください。

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