Column

夫の葛藤 #2

コラム

前回の続きです。留置場を出たり入ったりする私を目の当たりにしていたのに、具体的なアクションを家族が起こさなかった(起こせなかった)理由を書いていきます。

夫はいくつもの心療内科へドクターショッピングをする私を見て、治そうと思い通っているのではなく、薬を貰うためだけに行っていると思ったそうです。

ある心療内科に夫に付き添ってもらったことがあります。(この時のことは何となく覚えています。)
その医師は、私が薬を貰うためだけに来ていると分かっているし、カウンセリングで問題解決の手助けをしようとせず、私の要望通りの薬を処方するだけだと感じたそうです。

自分の抱える問題や悩みを、専門家を利用して解決するという方法が、日本ではあまり知られていないのではないかと思います。
日本の医療保険制度が充実している分、保険診療内で診察してもらえる時間が限られてしまっているように思います。

メンタルクリニックや心療内科はいつも混雑しています。せっかく予約が取れても、あまり話を聞いてもらえなかったという方も多いのではないでしょうか。

通院では治らない。1週間や1か月じゃ薬は抜けない。
落ちるところまで落ちないと、薬を断ち切れない。
薬を抜くには隔離、すなわち刑務所が一番いい。

荒っぽいと思うかもしれませんが、夫はそう考えたのです。

※この記事は碧の森運営者、依存症子のブログ依存症子 好き放題を続けていたら受刑者になりましたの内容を、加筆修正して再掲載したものです。

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