前回のブログでは、依存症者を支えるものには「物」と「者」があるということを書きました。
今日は、拘置所や刑務所に居た女子受刑者の特徴について書いていきます。
元受刑者や現受刑者のブログは結構あります。
○○事件の○○さんはこういう人でしたとか、これまでの受刑生活を面白おかしく書いてあったり、こんな物を差し入れたら箔が付くよ!みたいなアドバイスをするものもありますが、私はそういうことを書く気は全くありません。
女子受刑者がどういう家庭環境で育ったのか、家族はいるのか、どんな関係なのか、子どもはいるのか、受刑直前はどんな生活をしていたのか、こういった視点で書いていければと思います。
彼女たちが私に本当のことを話してくれたかは確かめようがありませんが、嘘をついていないという前提で書いていきます。
突然ですが、皆さんは漢字を書けますか?ローマ字で自分の名前を書けますか?
馬鹿にしてんの?と思う人がいるかもしれませんが、書けない人が拘置所や刑務所には一定数いるのです。
私が言いたいのは書けないから馬鹿だとか、差別するとか、見下すということではありません。
義務教育を「受けることができなかった」人がいるという事を、皆さんに知っていただきたいのです。
拘置所や刑務所は免業日以外(お休みのことを免業日と呼びます)、毎日同じ時間に同じ作業を繰り返します。毎日決まった時間に起きて、ご飯を食べて、仕事をして、眠る。
日常生活を送る上でごく当たり前のことですね。
私は拘置所と刑務所の生活で気付いたんです。こういう当たり前のことを、ひたすら毎日訓練させられているんだということに。
拘置所や刑務所に来てしまう人の多くは学力が低いです。
一つのことを長く続けるということが苦手です。
集団生活を送ることがあまり得意ではありません。
時間や約束を守ることが大切だと思わない人がいます。
我慢すること、欲を抑えることが苦手です。
拘置所や刑務所へ来てしまう人の多くは、上記のようなことを子どものうちに「学んでこなかった」または「学ぶことができなかった」のです。全員に当てはまるとは言いませんが、私を含めそういう人が多いのです。
※この記事は碧の森運営者、依存症子のブログ「依存症子 好き放題を続けていたら受刑者になりました」の内容を、加筆修正して再掲載したものです。