前回のブログでは、逃げてもいいけど投げ出さないということを書きました。
資格試験の勉強を始めて1年半が経過しました。今日はその間に気付いたことを書いていきます。
私は今まで真剣に“何かを学ぶ”、“何かに取り組む”ということをしてきませんでした。
小学生のころにそろばんと学習塾に通ったことがありますが、どちらも「嫌になったからやめる」、「通うのが面倒だからやめる」、「うまくいかないからやめる」、「結果が出ないからやめる」、「つまらないからやめる」、「自分に合わないからやめる」、こんな感じで全て投げ出して来ました。
大人になった私は、人生を舐めて適当に生きてきました。嫌なことを全力で投げ出して生きてきました。ですので資格試験に臨むということは、私にとってとても大きな挑戦でした。
子供のころはノートや参考書、本を買っただけで勉強をした気になっていました。購入するだけで満足、塾に通うだけで満足という感じです。
大人になった今でもそういう節はあり、例えば調理器具を購入したけど料理に活かせなかったり、本を買ってもなかなか読み進むことができなかったりします。
資格取得専門の学校に通うようになり、私の受刑歴を知らない人たちと一緒に勉強をするようになります。生徒の年齢層は幅広いですが、現時点では私が最年長の生徒です。
ひとつ目の資格は3級、2級、1級があり、3級に受からないと2級は受けられず、2級に受からないと1級を受けることはできません。
ふたつ目の資格は初級・中級・上級があり、同じく中級に受からないと上級は受けられません。
私は2級と中級に一度落ちています。
そして落ちたことで見えてきたこと山ほどあります。
何が見えてきたのか?できるだけ分かりやすく書いていければと思います。
資格を取るにはモデルさんが必要でした。3級と2級と中級を同一モデルで臨みましたが見事に落ち、自分の練習不足と技術不足をモデルのせいにしていました。
試験に落ちたことをモデルのせいにし、見えてきたことがあります。
そのモデルを選択したのは、結局私自身なんです。
モデルに対して、3級の試験直前に小さな違和感を私は感じていました。その違和感に気付かなかったフリをして、同一モデルを使い続けたのは私自身です。
試験中に寝られてしまいました。「でも次の試験では寝ないだろう、だって私が頑張っていることを知っているはずだもん。」そう思った自分の考えが浅かったということになります。
1回目に落ちたときにモデルを変えるべきだったのです。変えずにダラダラと惰性で同一モデルを使い続け、違和感がどんどん大きくなり、気持ちがモヤモヤしたまま2回目、3回目に臨むべきではなかったのです。
①気持ちの切り替えは本当に大切
②自分の気持ちに嘘をつかない
③量のみが“質”へ変わる
④自分の選択は自分の責任
①→気分がモヤモヤしたまま何かに挑戦しても、決してうまくいかないということを学びました。“気持ちを切り替える”とよく言いますが、昔のことを引きずり後悔を続けても何もいいことはありません。
②→自分が嫌だと感じたことは、相手に素直に伝えるべきでした。それで相手が歩み寄ってくれなければ、所詮その程度の関係だということです。
③→勉強と練習してきた時間は必ず自分のためになります。そしてその“量”をたくさんこなすことで“質”の良いものに必ず変化します。
④→前にもブログに書いたことがありますが、「男運がない」・「女運がない」という人は本人の見る目が無いのです。自分でその人を選んだのだから、結局自分が悪いのです。
昔の私なら「モデルがダメだったんだから私は悪くない!」と憤るだけ憤って、資格取得を諦めていたと思います。
諦めずに続けること、視野を広げること、違う見方をしてみることの大切さを学べました。
物事を続けていくことで見えてくるものがあります。
今回は私の資格取得の場合でお伝えしていますが、依存症もクリーンな時間が続けば続くほど違った景色が見えてきます。
1日クリーンで過ごせたら次は3日、1週間、その次は10日。
1日クリーンで過ごしたあとと10日過ごしたあとでは、感じることも思うことも変化しているはずです。
昨年末に受けた資格試験に無事合格することができました。昔の私ならば絶対に投げ出していました。こうして成し遂げることができた自分をたくさん褒めてあげようと思います。
※この記事は碧の森運営者、依存症子のブログ「依存症子 好き放題を続けていたら受刑者になりました」の内容を、加筆修正して再掲載したものです。