前回のブログでは逮捕されて本当に良かったと思っていること、またその理由について書きました。
今日は“待ちの姿勢”や“受け身”でいても、何も前に進まないということを書いていきます。
インターネットが普及したおかげで、本で調べなくても大体のことが分かる世の中になってきました。同じ趣味趣向の人同士の情報交換も、Twitterで盛んにされています。
これは依存症や受刑者の界隈でも同じです。依存症者同士で情報を分かち合い、回復を目指しています。受刑者を支える待ち人さん同士で繋がり、時には愚痴を吐いたり励まし合ったりしています。
私はTwitterもアメブロも“元受刑者”と“薬物依存症”を前面に出しているので、おかしな人からフォローされたりダイレクトメッセージが来たりします。いくつか挙げます。
「アイス」とは覚せい剤の隠語です。今の私には特に害が無いのでブロックなどはしていません。このようなツイートを見て覚せい剤を買う人が居るのは事実。そして断言しますが、いつか必ず捕まります。
依存症の回復が中途半端な場合、こういうツイートの誘惑に負けてスリップしてしまうことがあると思います。
Twitterではひたすら受け身の姿勢でいる人を見かけます。
例えば「依存症の病院はどこがいいんだろう」と呟き、誰かからの返信をじっと待つ人。
こういう人は誰に教えてもらっても、その病院へ行くことはないと思います。ですので私はそういった受け身姿勢のツイートに返信することはありません。
知ってるなら教えてあげればいいじゃん!そう思う方もいらっしゃるでしょう。
本気で依存症を何とかしたいと思う人は、自ら行動するものです。
誰かに教えてもらったところで、「ふーん、そうなんだ」で終わってしまうんですよね。
ではこのパターンで言う“自ら行動する”とはどんなことか?ですが、自分が気になっている人に直接コンタクトを取るなり、ダイレクトメッセージを送ったりすることです。
「自分は○○という病院を調べましたが、ご存知でしたら教えてください」など。
そうするとその人がどれだけ悩んでいるか、苦しんでいるか、現状を何とか変えたいと思っているかが相手に伝わります。
そういう一歩を踏み出した人の人生は、これから良いものになっていくのではないかと個人的には思います。
私の世代ではありませんが(笑)、水前寺清子さんの「365歩のマーチ」という歌があります。
“しあわせは 歩いてこない だから歩いてゆくんだね”
本当に歌詞の通りです。向こうから幸せなんてやってこないんです。
自ら一歩踏み出し、行動することで幸せに近付いていくのです。
今まで依存症子に相談のメッセージや、ダイレクトメッセージをくださった皆さん。
自分の悩みを他人に相談するって、とても勇気のいることだと思うんです。その一歩を踏み出すことができた皆さんは、本当にすごいと思います。
勇気を出して一歩を踏み出したことには、必ず意味があります。
今はその意味が分からないかも知れない。
でも近い将来、“あのとき勇気を出してよかった”、そう思う日が必ず来ます。
私はこれからもこのブログを読んでくださる皆さんと共に、前に進んでいきたいです。
※この記事は碧の森運営者、依存症子のブログ「依存症子 好き放題を続けていたら受刑者になりました」の内容を、加筆修正して再掲載したものです。

