Column

人のために動くとは

共依存(イネイブラー)

前回のブログでは昔の夢をしょっちゅう見ること、そんな中でも母の夢を多く見るということを書きました。

今日は最近起きたとある出来事から、私の信条を書いていきます。

私は信念を持ってこのブログを書いていると何度も書いています。信念を持つということは、それだけ真剣に物事と向き合うということです。

真剣に物事に向き合うにはそれなりのパワーが必要です。
例えば体調不良のときにベストなパフォーマンスができるか?落ち込んでいるときに前向きな考え方になれるか?

体調が悪くて仕事で失敗をした、精神的に落ち込んで何も手につかない、生きていればそういうことってありますよね。

ですが職場や取引先の人には、あなたが具合が悪いかどうかなんて関係ありません。
精神的に落ち込んでも、時間は刻一刻と過ぎていきます。そう考えると、社会人というのは常にベストを求められるものだなと思います。

以前私の通うメンタルクリニックのことを書いたことがあります。受付の方が患者さんからの電話対応で、疲弊していると書きました。

とても疲れていても、嫌なことがあっても辛いことがあっても、それは他人には関係のないことですし、報酬をいただく以上プロとしてのパフォーマンスが求められると思います。
この受付の方で言えば、患者さんの言っていることがおかしくても、対応を変えず冷静に対処するのがベターです。

ですがそうもいかないのが人です。感情を持つ生き物ですから、常に同じ気持ちで日常生活を送るというわけにはいきません。

 

私がこのブログを書くことで、昔の私のような人を一人でも減らしたい。

昔の私のような人を家族に持つ方の支えになりたい。

その想いはとても強く、嘘は一つもありません。

以前のブログにも書きましたが、5月から産業カウンセラーの資格取得のために講座を受講します。何で産業カウンセラーを学ぶと決めたか?その理由ですが、皆さんからの相談にしっかり対応できる技術を学ぶのが一つ。

もう一つは、私自身が皆さんの想いを、常に一定の状態で受け入れられるよう訓練する必要があると思ったからです。

相談してくださる皆さんからすれば、依存症子は依存症子なのです。
冒頭に書いたように、私の機嫌が悪かろうが、イライラしていようが、相談してくださる皆さんには一切関係のないことなんですよね。

依存症や犯罪と関わる受刑者や元受刑者、そのご家族からの相談です。とてもデリケートな問題ですし、誰にも知られたくないはずです。

どんな想いで私のブログにたどり着いたか。
私に相談しようと決意するのにどれだけの勇気が必要だったか。

察するに余りあるという言葉では足りない、蜘蛛の糸を手繰るような感覚ではないかと思います。

他人の人生を左右するかもしれない相談を受けるのです。生半可な想いや覚悟で出来るものではありません。

心理の勉強をしようと思って資格をいくつも調べましたが、国家資格の多くは大卒が条件でした。これから大学に行って学ぶには時間が掛かりすぎます。

今年の始めにとある資格試験に合格しましたが、その学校の先生からアドバイスをいただきました。産業カウンセラーの勉強をしてみれば?と。

すぐにオンライン説明会に参加し、受講を決意しました。高卒の私でも心理の勉強ができるんだ!皆の相談をしっかり受け止められる人になりたい!

これが産業カウンセラーを学ぼうと思った経緯です。

 

少し話は逸れます。日曜日、Twitterにこんなメッセージが届きました。(お名前は伏せます)

メッセージの相手は男性で、私とTwitterで絡みはなく初めて見る人でした。
「この人を助けてあげてください!」と書いてあったので、まずその人のTwitterを見てみると、リストカットで手首が血だらけの写真が載せられていました。
性別は女性、保護観察中のようでした。その女性も私とTwitterでは絡みがありません。

そこで私はこのように返事をします。

この相談をして来た方には本当に申し訳ないと思いますし、厳しい言い方になりますが、私は多くの人の力になりたいと心から思っていますが、誰彼構わず力になろうなんてこれっぽっちも思っていません。

その意味はメッセージにも書いてありますが、自らが変わりたいと思わないと、周囲が何を言っても聞く耳を持たないからです。

私は全力で、誠心誠意お話を聞きます。
真剣に聞いて、真摯にお答えします。

残念ながらそれは全員にはできないのです。
全力投球した球を見てもくれない、受け取る気がない人は、こちらから声を掛けても無駄だということを、私自身が経験しているからです。

ブログの冒頭に書いた、私の信条。

私を頼って相談に来てくださる方を、一番大切にしたいのです。そのために学ぶのです。

現状を何とかしたいと願う人の力になることができれば、これほど嬉しいことはありません。

例えばですが、このリストカットをしている女性から直接「薬物依存を何とかしたい、リストカットをやめたい」と相談されるようなことがあれば、私も全力でお話を聞きますし、力になります。

苦しんでいる全ての人に、声を掛けることはできません。

これからも私を頼って来てくださった方には、真摯にお応えしていきます。

 

※この記事は碧の森運営者、依存症子のブログ依存症子 好き放題を続けていたら受刑者になりましたの内容を、加筆修正して再掲載したものです。

原本のサイトはこちらです。読者の皆さんからのコメントなども、ご参考になさってください。

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