Column

依存症者・元受刑者とその家族の、埋まらない溝

お知らせ

前回のブログでは、身体と心は繋がっていて、身体はとても正直だと書きました。

今日は2年前に書いたブログをリブログします。依存症者、元受刑者とそのご家族には、埋まらない溝があると書きました。

最近、新しい相談者さんが増えてきました。その中でも息子さん、娘さんが薬物依存やODをしている、という方が多いです。

それに伴い、昔書いたブログから参考になりそうなものを、ご紹介して行きます。

 

警察から釈放後、薬物依存症外来に行かなかった理由

 

釈放後の自宅には、睡眠薬や精神安定剤がまだ残っていました。

用法用量を守って飲もうと決めても、そこに薬があればまたオーバードーズをしてしまいます。

また大量に薬を飲み始めれば、留置場で考えたことは頭の片隅に追いやられます。

 

どうでもいいや!となるのではありません。

 

このままじゃいけないと思っているけれど、何とかしなきゃと思っているけれど、自分一人の力で考えたり、行動を起こすことが出来ないのです。

 

これが依存症者の初期の葛藤とでも申しましょうか、「何とかしなきゃ」と思いながらも、「治療」へは結びつかないのです。

依存症者には「認知の歪み」が起こっています。

この歪みから、“自らの考え方が正しい”と勘違いし、おかしな行動を取ってしまう場合があります。

 

呼吸をするように嘘をつく、それが依存症者です

 

自分の大切な息子、娘が嘘をついているなんて、親ならば誰でも考えたくないことです。

が、依存症者は平気で嘘をつきます。その依存行動をするために、どんな嘘でもつきます。

だから、依存症者を100%信じないでください。

自分の大切な家族が嘘をつくなんて考えたくないですが、嘘をつかせているのは息子さん、娘さんではなく、「依存症と言う病気が」嘘をつかせているのです。

 

今起きていることは、何度か繰り返されます。それが回復の過程でもあります。

 

ご家族が事実を知ることはショックですが、知るのが早いか遅いかの差で、嘘や隠し事が露見する日は必ず来ます。

そう思っていた方が、ご家族は気が楽だと思います。

それは決して、大切な人を諦めろ、見捨てろということではありません。

 

ご家族は辛いけれど、現実を直視し、“何ものにも流されない自分”を作って下さい。

依存症者が底つきを味わい、「助けて!」と声をあげたときに、スッと手を差し伸べられる、心の余裕を持っていて欲しいのです。

 

これはとても難しいことです。

 

ただでさえ依存症者や受刑者に振り回され、家族側は疲弊しているのに、何でそんなことをしなくちゃいけないんだよ!

 

そう思うのは普通の事だと思います。

まずご家族側がしっかりしないと、依存症者や受刑者を回復、更生させることは出来ません。

ご家族がど~んと構えることを続けると、依存症者や受刑者はこう考えるようになります。

 

「あれ?なんだかこのままじゃいけないかも……」と。

 

これは何日や何週間ではなく、何か月単位で続けなくてはなりません。もしかしたら年単位になるかも知れません。

確固たる強い意志を長期間貫き通すことで、相手に変化を起こさせるのです。

 

今日は2年前のブログから、依存症者や受刑者へどのような対応をすればいいか、改めて書いてみました。

 

 

医療従事者の方へ、ネイル施術をさせていただきました。

 

 

5月1日には進藤さんの教会へ。

 

 

5月3日と5日は、大宮で3年ぶりに開催された盆栽まつりへ行ってきました。

 

 

進藤さんと5月11日(水)11:00~、スペースを開催します!

 

平日の昼間ですが、Twitterスペースを進藤龍也牧師と開催します!

進藤さんの教会まで足を運べない方、ぜひこの機会に聞きに来てください。

ご質問のある方、進藤さんは超多忙につき、1時間ほどで終了すると予想されますので、短くまとめて発言されますよう、ご協力をお願いいたします。

 

※この記事は碧の森運営者、依存症子のブログ依存症子 好き放題を続けていたら受刑者になりましたの内容を、加筆修正して再掲載したものです。

最近は多くの方からコメントをいただきます。碧の森のHPをご覧の皆さん、こちらの元記事のアメブロのコメント欄もぜひ参考になさってください。

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