Column

自分から人が離れ、孤立したときは……?

薬物依存

前回のブログでは、過去ブログを引用し、適切な手紙と面会の回数を、待ち人さんたちに考えていただきたいと書きました。

今日は以前ツイートした内容について、掘り下げていきたいと思います。

 

人がどんどん離れ相手にされなくなったら、それはあなたに問題があります。

 

これは私の実体験です。

薬物乱用にオーバードーズ(OD)、ギャンブルに依存しているころのお話です。

・私の元から、どんどん友人が離れていきました。
・夜のお客さんも、どんどん離れていきました。
・夜職や風俗の同僚と先輩も、離れていきました。

「静香、ヤバいよね」、
近付かない方がいいよ」、
「あの子頭おかしいんじゃないの?」、
「常識が通用しないから話をしてもムダ」、

 

様々な声が耳に入って来ます。
私は憤ります。

 

は?悪いのは私じゃなくて、あんた等でしょ?

 

この頃は本当にこう思っていました。

自分のやってきたことを棚に上げ、相手を責めていました。

具体的に挙げていきます。

人に嘘をつき、傷付け、裏切り、お金を巻き上げ、感情のままに怒り、自分の思い通りにならなければ不貞腐れ、自分は悪くないと開き直り、自分のしでかしたことに対して反省など一切せず、文句ばかり言っていました。

こうして文字にすると、本当にどうしようもない人間ですね。

余談ですが、ブログを書くと、必ず過去の自分を憎みます。腹立たしく思います。

どうしてあんなに酷いことをしてしまったのだろうと、必ず後悔します。

文字に起こすのは非常に辛い作業ですが、過去の自分を改めて見つめ直すことも、更生の一つだと思っています。

だからどれだけ辛くても、PCを閉じたくなっても、投げ出さずに続けていきます。

過去の酷い私も、間違いなく私の一部だからです。

 

 

責任転嫁は自己防衛

 

両親、友人、同僚、他人に責任転嫁することで、自分を守っていました。

責任転嫁をしないと、自分と向き合うことになる。

だから、都合の悪いことは全て他人のせいにしました。

散々やらかしている醜い自分と向き合うことが、怖かったのです。

 

いつの間にか、孤独になっていました。

 

私を相手にしてくれたのは、当時のFacebookの友達だけでした。(今のアカウントではなく、受刑前に作成していたアカウントです)

リアルの世界で健全な人間関係を作れなくなった私は、ネットの世界に逃げ込みました。

そのFacebookの友達も、今思えばおかしな人が多かったと思います。私がいつも書いている、「類は友を呼ぶ」です。

私が不平不満をFacebookにupすれば、「しーちゃんは悪くないよ!」、「そいつ最低だね!」と私を擁護する意見が多く、批判が来ようものならその人に突っかかり、「あなたに何が分かるんですか?」と喧嘩を売るようなキツい言葉で、徹底的に排除しようとしました。

そんなことを続けていればネットの世界でも、「こいつちょっとヤバい奴なんじゃね?」となるのは、ごく自然の事だと思います。

私はネットの中でも、健全な人間関係を作ることはできませんでした。

リアルもネットも一緒で、自分に意見をしてくる者は全て敵。そう思っていたのです。

 

 

この生活を15年続けた結果、刑務所へ行くことになりました。

 

現在の私を知る方、実際にお会いしたことのある方は、過去の私は全く想像がつかないと思います。

15年間も気付かないなんて、本当に馬鹿ですよね。

 

これは依存症の底つき論と同じで、痛い目に遭わないと気付かないのです。

「なぜ自分の元から人が離れていったのか?」

責任転嫁をせず、自己防衛をやめて、自分と真剣に向き合うきっかけをくれたのが、刑務所でした。

 

私に問題があるから人が離れていったんだ…

 

このことに気付くまで、15年。

しかも、気付いたのは刑務所。

・これまでの私は、自分の意見に物申す人は排斥してきた。
→どんな意見でも、まずはしっかり耳を傾けてみよう。

・自分に苦言を呈する人を敵だと思っていた。
→苦言を呈する人ほど、本当は大切なのかもしれない。

・私の意見を否定される=私のことが嫌い。
→否定する=嫌い、じゃないよね。

 

自分の認知の歪みを少しずつ受け止め、理解して、腹に落とす。

 

そして気付いたのです。

私から人が離れていったのは、私が孤独になったのは、

私に大きな問題があったからだ、と。

 

 

 

あの頃には、絶対に戻りたくありません。

 

今の私は、多くの人に支えられ、こうして前向きに生きることが出来ています。

私が信頼する方たちに、一つのお願いをしています。

 

「もし私が今後天狗になったり、それはおかしいよという事があったら、遠慮なく物申してください。」

 

湯浅静香は、皆さんに支えられています。

感謝の気持ちを忘れず、自分一人でここまでやって来れた訳ではないと心に刻み、これからも前進を続けたいと思います。

 

 

自称、超人気ブロガーと希望の星

 

こちらのしゃかび。【自称】超人気ブロガーです。(笑)

彼は薬物依存と詐欺で服役したことがありますが、今は真面目に仕事、断薬を続けています。進藤さんとしゃかびが繋がってくれて本当に良かったと思っています。

完成度の高いブログを書いています。以前も紹介しましたが、ぜひ読んでみてください。

 

 

皆さんにご紹介したい方がもう一人、年少太郎くんです。

彼は一言でいうならば希望の星。更生のために地元を捨て、人間関係の断捨離をし、新しい人生を歩み始めています。

彼もブログを書き始めました。皆さん、応援よろしくお願いいたします!

 

 

 

沼田牧師が奥様と一緒に碧の森へ来てくださいました!

 

 

 

真面目に生きてきた方が、私のような前科者、元受刑者にスポットライトが当たることを、面白く思わない。

これはごく自然な感情で、私が逆の立場だったら同じように思うでしょう。

それでも私がやらずして誰がやる、この想いを強く持ち、批判覚悟で腹を括って活動をしていきます。

沼田牧師は良き理解者で、元受刑者や前科者の更生にとても協力的です。そのような方がいらっしゃることがどれだけ心強いか、痛感しています。

 

福岡県より生牡蠣のプレゼント!

 

 

私が牡蠣好きだと知った、碧の森の相談者さん。

こんなにたくさんの生牡蠣を送って下さいました。私は本当に本当に幸せ者です。

昨日一人で牡蠣祭りを開催。とーっても美味しかったです。夫は出社でしたので、残念ながら不参加。(笑)

 

ある番組の収録がありました。

 

初めて「ピンマイク」というモノを付けました。

デニムのポケットが浅くて3回も落としてしまい、撮影クルーの方はさぞかしヒヤヒヤしたと思います。

大きなニュースがない限り、今月中に放送されるそうです。

日にちが決まりましたら、改めてお知らせさせてください。

 

※この記事は碧の森運営者、依存症子のブログ依存症子 好き放題を続けていたら受刑者になりましたの内容を、加筆修正して再掲載したものです。

最近は多くの方からコメントをいただきます。碧の森のHPをご覧の皆さん、こちらの元記事のアメブロのコメント欄ぜひ参考になさってください。

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