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依存症 用語集

用語集

スリップ→依存症者が対象の物事をやめている最中に、再び手を出してしまうこと。
底つき→依存症者本人が自らの問題を認めて、助けを受け入れざるを得ないような状況に陥ること。(人によって底つきは違います。運営者の依存症子で言えば“刑務所へ行ったこと”になります)
共依存→自分と特定の相手が、その関係性に過剰に依存していて、その人間関係に囚われている関係への嗜癖(しへき)状態を指します。
回復
→今日一日やらない・飲まない・賭けないを積み重ねていくこと。
ブラックアウト→記憶を失ってしまうこと。
イネイブリング→嗜癖をやめさせようとする様々な行為が、逆にその嗜癖を維持させてしまうこと。(○○やめなよ、体壊すよ等)
イネイブラー→結果的に嗜癖を支えてしまう人のこと。
アダルトチルドレン(AC)→親の不仲や虐待、両親が何らかの依存症であったり、機能不全の家庭で育ち、生きづらさを抱えた人。
機能不全家族→虐待、ネグレクト、子に対する過剰な期待、両親が何らかの依存症であったり、両親の自殺、死亡、浮気、離婚、再婚、兄弟姉妹間の処遇格差、家庭内暴力や借金で、子育てや生活などの機能が上手くいっていない家族のこと。
アディクション(嗜癖)→ある物質や一定の行為、行動に酷くのめり込み、日常生活に害があると分かっていながら自分ではコントロールできない、そうせざるを得ない習慣の耽溺。(たんでき)
アディクト→アディクションの問題を抱えた人。依存症者。
インナーチャイルド→自分の記憶にある幼いころの自分。
介入→本来の当事者でない者がかかわること。依存症の分野では欠かせない援助。
境界→自分と他人を区別し、お互いの安全を確保して存在を尊重するために引かれるライン。他者との健康な繋がりを保つために欠かせないもの。
クロス・アディクション→1人に多数のアディクションが存在する状態。(依存症子の場合は薬物・窃盗・ギャンブル・自傷行為・買い物)
サバイバー→子ども時代の過酷な家庭環境の中で生きのびた人や、心の傷となるような衝撃的な体験、大きな問題状況を生きのびて来た人のこと。
ハーム・リダクション→健康被害や危険をもたらす行動習慣をただちにやめることができないとき、被害や危険をできる限り少なくすること、低減を目的とした実践。
否認→都合の悪い事実や、自分の問題を認めようとしないこと。依存症は否認の病気と言われています。
フラッシュバック→過去の記憶が突然鮮明に思い出されたり、目の前で起こっているように感じられ、心身が反応してしまうこと。
オーバードーズ(OD)→薬の過剰服用、過量服用
カショオ→過食嘔吐
ドクターショッピング→処方薬を貰うために病院を同時にはしごをすること。

 

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