Column

旧友

コラム

前回のブログでは苦言を受け止めること、TV出演後に両親の墓参りに行ったと書きました。

このブログを書いているのは前日の7日ですが、埼玉県はとても暖かくコート無しで過ごせます。先週末は寒かったですが、ここまで寒暖差があると体調を崩しますね。

12月の予定がほぼ埋まりつつありますが、仕事も勉強もきちんとこなせるよう体調管理には気をつけます。皆さんもお身体ご自愛ください!

突然のメッセージ

 

アメブロにメッセージが届きました。名前をぼかして抜粋します。

しーちゃん、覚えてるかな、Rです。
■■に居た頃(18歳のときに勤めていた店名)、◇◇と3人で免許を取りに行ったRです。
先日何気なく見ていたニュースで、苗字が違うけど静香という名前、何となく面影のある顔から発する声と話し方で、しーちゃんかもしれないとネットで検索してしまいました。
最後に会ったのは▲▲社長と池袋で再会した私が大宮に遊びに行った時…しーちゃんが20歳くらいの頃だったよね。

 

色々な人からメッセージやDMをいただきますが、応援もあれば誹謗中傷もあり、何を言っているのか分からない内容だったり、マルチ商法の誘いだったり、本当に様々です。

このメッセージには見覚えのある名前ばかりが並んでいたのでびっくりして、何度も読み返しました。

違法薬物とODでおぼろげな私の記憶、20歳ならば逮捕直前ほどODは酷くありませんが、記憶を辿るのに結構な時間がかかりました。

 

何でも投げ出す10代

 

私は両親にお金を出してもらい、非公認の教習所に通いました。仲の良かった友だちと一緒に免許を取りに行きたい、そんなくだらない理由です。

免許を持たない方も最近は増えていますので説明すると、公認教習所を卒業すれば免許センターでの実技試験は免除されます。

私が通ったのは非公認の教習所ですから、仮免許も本免許も免許センターで受けなければなりません。免許センターの実技試験は非常に厳しくて有名です。

私は仮免許取得さえ諦め、投げ出します。(友人たちはきちんと免許を取得しました。)

父は非公認の教習所へ行くことに猛反対しました。静香に取れるわけがない!と。

今思えば父は私の特性を良く理解していたんですよね。

案の定、免許取得自体を途中で投げ出します。

最終的には丸井でローンを組み、合宿でオートマ限定を取得しています。親が出してくれたお金はドブに捨てたようなものです。

 

しーちゃん、覚えてるかな、Rです。■■に居た頃(18歳のときに勤めていた店名)、◇◇と3人で免許を取りに行ったRです。

 

突然のメッセージは、一緒に合宿免許を取りに行ったRさんから届いたものでした。

 

記憶がない

 

私の過去を知る人や一緒に仕事をしていた人で、直接メッセージを送ってくれたのはRさんで4人目です。(コメントやリポストを除く)

その中には「過去のどうしようもない私」のまま時が止まっているお客様もいて、LINEを交換しようと言う方もいました。

同じお店で働いていた女の子からDMを貰ったこともありましたが、その子の名前は何となく憶えていても、姿形が全く思い出せないこともありました。

Rさんのことはすぐに思い出せました。けれど、メッセージに書いてある内容はほぼ思い出せません。

最後に会ったのは▲▲社長と池袋で再会した私が大宮に遊びに行った時…しーちゃんが20歳くらいの頃だったよね。

 

20歳のころは逮捕直前ほどではないけれど、酒と一緒に相当量の薬をODをしていた時期です。

Rさんが大宮に遊びに来たことも覚えていないし、▲▲社長とRさんが繋がっていたことも思い出せません。

記憶が無いことは恐怖です。

自分が何を言って何をやったか、覚えていないことほど怖いことはありません。

私は今後もこの恐怖と向き合い続ける必要があります。

 

地元の忘年会

 

私の地元は埼玉県さいたま市、旧大宮市で、中学校はさいたま市立春里中学校卒業です。

父は私が将来嫁に行くから持ち家は必要ないという、典型的な昭和の考えの人でした。

幼少期から借家を転々、学校も転校していたので、私には幼馴染が居ません。

私にとっての地元は、10代中盤を過ごした現在の埼玉県さいたま市見沼区大和田町周辺を指します。

1つ歳上の先輩たちが、私にとっての地元の友だちです。

私が仮釈放中に1人の地元の友人に電話をかけました。電話番号が変わっていなくて本当に良かったです。

「全然連絡なくてどうしたかと思ってたけど生きてたか!刑務所ね……まぁそんなこともあるよな」

私が元受刑者でも、変わらず受け入れてくれる地元の友人たちには感謝しかありません。

 

散々バカやりました

 

ここには書けないけれど、地元の仲間と悪いことをたくさんやりました。

そのときの悪行動画が今Xで流れたとしたら、人生一発アウトでしょう。

忘年会では若いころはバカをやったね、という思い出話になります。

書ける範囲で、例えば……

薬物が効きすぎて運転できなくなって変わってもらったとか、
ゲロが虹色に見えたとか(食事中の方すみません)、
車の窓から容赦なくゴミを投げ捨てたとか、
クラブ帰りにヨレヨレで首都高突っ走ったとか、

事故を起こしていてもおかしくないし逮捕されても不思議ではない人生を、みんなが歩んでいます。

まんまと私だけ刑務所へ落ちましたが。

そんな彼らも今では良き父です

 

忘年会ではそれぞれの子どもの話になり、1年でどのくらい成長したか写真を見せ合います。みんなに顔がそっくりで笑っちゃう。

子どもの話をするみんなの顔はクシャっとなるし、子どもを本当に愛しているんだなぁと思います。

私は子どもを作ることも持つことも放棄しましたが、子育てをする彼らを心から尊敬しています。

みんながいつまでも健康で、幸せな日々を送ってほしいと心から願っています。

私が懐かしさから思わず「楽しいね、昔に戻りたいね」と1人の友人に言ったんです。

 

彼はなんて答えたと思いますか?

「しーよぉ、そりゃ昔は楽しかったけど、今は幸せだろ!?」

こんなふうに言える友人が、私は大好きです。

 

やはり記憶がない

 

忘年会の3次会でカラオケに行きました。

1人が「各々が好きでよく歌っていた曲」を拒否権なしで片っ端から入れていく方式で歌いまくります。
MINMIのThe Perfect Visionが流れました。この曲です。

 

 

こんな難しくてキーが高い曲誰が歌うねん!!と思っていたらマイクが私のところに回ってきました。

「覚えてねえの?しーがヤバいとき(薬物にOD全盛期)しょっちゅう歌ってたじゃん!

……まじか、覚えてない。

でも不思議なもので、いざ歌ってみると曲自体は覚えているんですよ。こんな高いキーは出ないけれどそれなりに歌える。

しょっちゅう歌っていたことは覚えてなくても、曲だけは脳が覚えているものなんですね。

Rさんのところで書いた記憶が無いことの恐怖を、忘年会でも感じました。

恐怖と言っても、Rさんのことも忘年会のことも恐れおののくような恐怖ではありません。

昔は「過去の自分なんて見たくない!」と思っていたのですが、そのステージは乗り越えることができました。

見たくないなら見なくていいじゃん!
なぜ自ら過去を掘り下げようとするの?
そんなことをしても傷付くだけでしょ?

そう思う方もいらっしゃるかも知れません。

刑務所で、過去の自分と向き合うと決めたのです。
投げ出さないと決めたのです。
自分の尻は自分で拭くと決めたのです。

それが私の考える更生であり、傷を付けてしまった方たちへの贖罪でもあると思っています。

 

どうしようもない私を知っている人から、どんな私だったか聞く作業をこれからも続けて行こうと思います。

過去と向き合うことをやめたら、私はきっとろくでもない人間に戻ってしまいます。

だからとことん向き合う。

向き合うことで見えてくる景色があると、少しずつ分かってきたから。

 

Rさんから素敵な言葉をいただきました

 

Rさんはバコもお酒もキッパリ辞め、昔の仲間を目にしないようSNSはやらずに過ごしていたそうです。

私はしーちゃんが明るくて強くて、引っ張る力がある人だと知ってます。きっと沢山の人を救えると思う。応援してるよって伝えたくて、一切SNSをやらないのでこのDMを送るためにアメブロ登録しました。
これからタイムリーで見れるように残りのブログを読んで追いつきたいと思います。

 

私を応援するために、これまで絶っていたSNSを登録してくれた。

私を見つけてくれた。

こんなに嬉しいことはありませんよね。

 

これからも私ができることを、コツコツ積み重ねていきます。

コツコツなんて本当は大っ嫌いですが、苦手なことが自分を成長させると私は思っています。

 

来週金曜は大学の初のオンラインスクーリングです!

 

15日、16日、17日の9:00~17:00はPCに張り付きっぱなしです。

大学入学後、オンラインの初授業です。

同級生たちのお顔も初めて見ることになると思います。今から楽しみです!(少し緊張)

 

忘年会の様子はYouTubeにup予定です

 

残酷な天使のテーゼも歌わされた(?)ので、YouTubeに適度にupできればと思っています。

久しぶりにお酒も飲みました!

 

※この記事は碧の森運営者、依存症子のブログ依存症子 好き放題を続けていたら受刑者になりましたの内容を、加筆修正して再掲載したものです。

最近は多くの方からコメントをいただきます。碧の森のHPをご覧の皆さん、こちらの元記事のアメブロのコメント欄もぜひ参考になさってください。

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