前回のブログでは、合宿免許を一緒に取りに行った旧友から20年ぶりにメッセージが届いたことと、地元の忘年会の様子を書きました。
今日から3日間、大学のオンラインスクーリングがあります。オンラインなのでPCに張り付きっぱなしです。
時間は9:00~17:40まで、1コマの授業は80分、休憩10分、昼休憩60分、長時間の授業を受けるのは産業カウンセラー養成講座以来です。
お昼にはぐったりしていると思いますが、疲れれば疲れるほど深く眠れると信じて頑張ります。
来週のブログはお休みさせていただきます。
埼玉県さいたま市大宮区の十日市
12月9日・10日は大宮の氷川神社で十日市が開催されました。正式名称は大湯祭(だいとうさい)です。
大宮を代表するお祭りの一つで、氷川神社の境内にズラリと熊手が並びます。私は昨年から熊手を購入しています。
9日は前夜祭で、宮司さんが火を入れにやってきます。
大宮が地元の割に、前夜祭でこんな儀式が行われているとはつゆ知らず。
氷川神社まで散歩がてら熊手の下見をしに行ったら、この儀式にタイミングよく遭遇しました。
昨年購入した熊手はこちらです
髪の短さから1年の時間経過が分かりますね。私の身長は168㎝、熊手の大きさが伝わるかなと思います。
夜職時代のお客様たちに聞いたことがあります。「熊手は毎年少しずつ大きくしていくもの」、「会社の繁栄とともに大きくしていくもの」だと。
熊手を販売している地蔵屋のお兄さんにこの話って本当?と聞くと、「それ誰が決めたの?お店の人でしょ?そりゃ俺たちは売りたいからそう言うよね」と笑いながら言いました。
「確かに昔はそういう人がたくさん居たよ。今は生活様式が変わったから大きい熊手を買っても置く場所に困るじゃない?大きくしていくのが商売繁盛の理想ではあるけど、サイズを変えずにおひねりを増やして、飾りを増やす人が多いかな。縁起物だからね!」
なるほどそういうことね!と納得。
時代の流れは熊手にも表れているんですね。
碧の森は皆さんのおかげで、メディアに取り上げていただく機会が増えました。本当に有難いことです。それもこの熊手が一役買ってくれたと思っています。
綺麗ごとは抜きで、支援をするには資金が必要です。私と私の活動の認知度を上げていくことも、これからの課題となるでしょう。
来年も熊手に見守っていただこう。
そんな思いで今年の熊手はサイズは変えず、昨年の感謝をおひねりに上乗せしました。
今年購入した熊手はこちら!
昨年との違いが分かるでしょうか?
大入り袋が大きくなり、千社札も増えています。
2023年はとても素晴らしい年になりました。
2024年も健康で過ごせますように。
当たり前の出来事に感謝する心を忘れず、謙遜に生きることができますように。
20年ぶりに中学校の同級生と再会
動画が一番伝わると思いますので、後日YouTubeにupします。
十日市で数えきれないほどのお店が並ぶ中、地蔵屋というお店で、同じ時間に中学校の同級生のIくんと再会したことに、何かの意味を感じずには居られません。
Iくんだと分かった瞬間、私の目は真ん丸になり、声も半オクターブ高くなりました。お互いにびっくりして大興奮です。
Iくんはわたしのことを昔から「しずちゃん」と呼びます。
私もIくんも家族同伴で十日市に行っていたので、私はIくんの奥様、Iくんは夫に許可を得てLINEの交換をします。
Iくんと最後に会ったのは私の夜職時代、23歳ごろだったようです。
翌日さっそく連絡を取り、簡単に近況を話しました。
私は刑務所に行ったこと。
Iくんはギャンブルにだいぶお金を使ったこと。
積もる話をしようじゃないか、ということで一昨日ランチに行ってきました。
Iくんに教わった目押し
高校生のころ、Iくんと繁華街のゲームセンターでスロットを打っていました。
ランチをしながら昔話に花が咲きます。
私:イルカの台置いてあったじゃん?台の名前の覚えてる?
Iくん:フリッパー!なっつかしいなあ!!あれ好きだったよー
私:Iくんがこの台で私に目押しを教えてくれたんだよ!おかげでギャンブル依存症になったけど、恨んでないからね(笑)
こんな話をしながら、あっという間に時間が過ぎて行きました。
同級生の中にはアルコールやギャンブルに依存している人が居るそうです。薬物も然り。
だからと言うわけでは無いけれど、私が刑務所に行っても何も驚かないししずちゃんはしずちゃんだと言ってくれ、本当に嬉しかったです。
私もIくんももう44歳。そりゃ人生いろいろあるよね。
恵まれていることに気付けるか
このブログで一貫してお伝えしていることが幾つかあります。
そのうちの一つ。
私は本当に人に恵まれています。
へぇー、それは湯浅の運がいいんでしょ?と安易に考える方もいるかも知れません。
私は人に恵まれるための行動を起こしています。具体的に言えば、
・悪縁を断ち切る力を養っています。
・人に恵まれていることへの感謝を忘れません。
・恵まれていると考えられる柔軟性を持つ努力をしています。
・人への恩や義理は欠かしません。
己の努力で、気づきで、「恵まれている状況」を作りだすのです。
周囲にどれだけ素晴らしい人が居ても、本人がそのことに気付かなければ成長はありませんよね。
自分にとって本当に大切な人やキーマンを自ら遠ざけてしまう節が、依存症者や前科者にはあると思います。
厳しい意見や苦言を呈する人を「敵」、「めんどくさいヤツ」、「うるさいことを言うヤツ」と遠ざけてしまうのが依存症者や前科者です。
これは逃げです。
責められたくないから、うるさいことを言われたくないから逃げる。
依存真っ只中の人、回復が浅い人、出所して間もない人にこの傾向が強いと思います。
逃げること=悪ではありません。
逃げることで見える景色もあります。
自分にとって最善だと思える逃げならば、それでいいと思います。
偶然ではなく、必然
世の中に偶然は無いと私は思っています。全て必然です。
・私が刑務所に行くことになったのも必然。
・立川拘置所で進藤さんの講話を聞いたのも必然。
・高校の同級生、同じ店で働いていた人からLINEをブロックされるのも必然。
・碧の森を立ち上げたのも必然。
・大学へ通い始めたのも必然。
・このタイミングで旧友から連絡が来たり、再会するのも必然。
偶然を必然と考えると、人生はとても明るいものになります。
受刑があって今がある、出会えた人が居る、そう考えると私の人生は捨てたもんじゃない。
今の私は、本当に幸せです。
街中が賑やかになってきました。
皆さんが体調を崩すことなく、良い年末を迎えられますように。
※この記事は碧の森運営者、依存症子のブログ「依存症子 好き放題を続けていたら受刑者になりました」の内容を、加筆修正して再掲載したものです。
最近は多くの方からコメントをいただきます。碧の森のHPをご覧の皆さん、こちらの元記事のアメブロのコメント欄もぜひ参考になさってください。